ドジャーズ大谷選手の打球速度と打球角度を視覚化したときに気づいたこと
今年、大型契約でドジャーズに移籍した大谷選手ですが、打者として54本塁打、57盗塁という驚異的な成績を残しました。 今年もその豪快なパワーでホームランを量産しましたが、少し気になり、今年(2024年)と昨年(2023年)のレギュラーシーズンにおけるホームランの打球速度と角度を視覚化してみました。 下図の左側が今年の54本のホームラン、右側が昨年の44本のホームランに対する打球速度(Exit Velocity)と打球角度(Launch Angle)です。 ※データの引用:BaseBall Savantより大谷選手のホームランデータを抽出 この図には、分布を表現する密度(JMPで言うところの等高線)も加えていますが、今年と昨年で違いが見てとれます。特に今年の等高線を見ると、2つのグループに分かれていることがわかります。 次に、昨年と今年の打球速度と角度の分布を詳しく見てい...