スペクトルデータを用いた食品識別のための分類モデル構築例
本記事では、スペクトルデータに対し機械学習手法を用い、試料を識別するための分類モデルを構築する例を示します。
下図は、イチゴピューレの中赤外分光(FT-IR)データを可視化したものです。
左側の赤はイチゴピューレ、右側の青色は非イチゴピューレ(イチゴが含まれていない果実由来のピューレ)のスペクトルを示しています。
赤色(イチゴ)と青色(非イチゴ)のスペクトルは、全体として類似した形状を示していますが、特定の波数領域では吸光度(Y軸の値)に差が見られます。
そこで、複数の波数における吸光度のデータを入力とし、イチゴ/非イチゴ を出力(ラベル)として、両者を識別する機械学習モデルを構築します。
また、得られたモデルから、どの波数領域がこれらを識別するうえで有用であるかについても検討します。
データの詳細
データは、イチゴピューレ(イチゴ)および非イチゴ果実由来ピューレ(非イチゴ)を対象とし...