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COVID-19感染拡大による緊急事態宣言発令と自動車交通量ならびに大気質の変化_堺 温哉(2020-JA-25MP-15)

レベル:初級

 

【発表者】

堺 温哉, グループ長・主任研究員, エネルギ・環境研究部 健康影響グループ, 一般財団法人日本自動車研究所

 

【共同発表者】

早崎 将光, 主任研究員, エネルギ・環境研究部 環境評価グループ, 一般財団法人日本自動車研究所

伊藤 晃佳, グループ長・主任研究員, エネルギ・環境研究部 環境評価グループ, 一般財団法人日本自動車研究所

 

【発表概要】

我々の主要な研究テーマは、自動車交通と大気環境、ならびに大気環境と人への健康影響であり、自動車交通量は重要な情報の一つである。自動車交通量の指標の一つである断面交通量は、車両感知器などによる交通量の情報で、それぞれの地点における5分毎のデータが公開されている。現在、東京都内では約2,400ヵ所の断面交通量情報が公開されている。断面交通量は、比較的広い範囲における自動車交通量を、面的にとらえる指標として重要である。
新型コロナウィルス(COVID-19)の感染拡大による緊急事態宣言によって、社会経済活動は大きく変化し、自動車交通にも影響があったと考えられる。今回我々は、緊急事態宣言期間の前後における東京都内の自動車交通量の変化を、断面交通量を指標として解析を行った。また、同期間における大気質の変化についても検討を行った。解析の主要なツールとしてjmpを用いた。jmpのテーブル結合、連結機能などのデータテーブル編集機能、データとリンクしているグラフ機能を用いることで、効率的に解析を実施することが出来た。本報告では、我々のjmp使用例について紹介をする。

 

【発表者プロフィール】

堺 温哉

愛媛大学大学院連合農学研究科博士課程修了(農学博士)
学術振興会特別研究員(PD)、浜松医科大学(教務補佐員)、横浜市立大学医学部(助教)、信州大学医学部(特任助教)を経て2012年9月より一般財団法人日本自動車研究所に所属(主任研究員)、2020年4月より現職。現在の主要な研究テーマは、Traffic Related Air Pollution (TRAP) を対象とした大気環境疫学。

 

早崎 将光

筑波大学大学院博士課程地球科学研究科を単位取得退学(2000年).同大学生命環境科学研究科地球環境科学専攻にて博士(理学)取得(2006年).国立環境研究所,千葉大学環境リモートセンシング研究センター,富山大学,九州大学,東京大学大気海洋研究所での勤務(PD,特任研究員など)を経て,2017年より現職.主な研究テーマは,高濃度大気汚染事象の要因解明など.

 

伊藤 晃佳

2002年3月北海道大学大学院工学研究科環境資源工学専攻博士後期課程修了,博士(工学).2002年4月より一般財団法人日本自動車研究所に所属し,2010年より現職.近年の主要な活動として,大気環境に対する発生源寄与度の評価,大気観測結果(常時監視局等)を用いた解析,大気シミュレーション(CMAQ等)を用いた解析等が挙げられる.

 

※配布資料はございません。