レベル:中級
【発表者】
Nascif Abousalh-Neto, JMP Principal Software Developer, SAS Institute Inc.
Lisa Grossman, Associate Test Engineer, JMP division, SAS Institute Inc.
【発表概要】
JMP 15で導入されたホバーラベルの拡張機能は、オンデマンドで詳細を表示する従来の機能を超えた、エキサイティングな新しい可能性をもたらします。これまで、ホバーラベルは、現在のグラフ要素から取り出せる限られた情報のセットを表示するだけで、列にラベルの属性を設定することなど可能なカスタマイズも限られていました。
このプレゼンテーションでは、JMP 15の拡張機能によって、ユーザーがホバーラベルの内容を全体的にカスタマイズできるだけでなく、新たな探索のパターンや統合されたワークフローを組み立てられることを紹介します。
まず、ダイナミックなデータビジュアライゼーションのサムネイルを簡単にホバーラベルに追加するハイレベルコマンドを使用してみます。これは、「データのドリル」または「ドリルダウン」と呼ばれる探索的ワークフローの出発点となります。次に、それを実現しているローレベルの基盤部分を見てみます。この部分は、パワーユーザーであればこれらの新しいワークフローをカスタマイズできるJMPスクリプト言語の拡張です。
また、「ドリルアウト」ともいうべき、外部システムに接続して画像を取得する例や、ひとつのホバーラベルに複数の画像を表示するアドインを作成する方法について説明します。
【発表者プロフィール】
Nascif Abousalh-NetoはSAS社のJMP Division、研究開発グループに所属するソフトウェア開発者。2004年にSASに入社し、25年に渡るソフトウェア開発の経験を持つ。現在の業務で、データビジュアライゼーション、およびソフトウェア開発のあらゆる側面における品質の追求に情熱を注いでいる。
※日本語音声吹き替えです。
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