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機械工作実習の安全教育がもたらす危険感受性向上効果の統計的検証_黒澤.拓未(2023-JA-25MP-07)

本発表では、高等専門学校の機械工作実習で実施した安全教育による効果の統計的検証をJMPで行った内容について紹介する。様々な場所で安全教育は行われているが、教育による作業者の安全意識向上効果を統計的に検証した事例はあまり見られない。今回はそれを統計的な検証を行うことで、作業者が事故や怪我をせずに安全に作業ができるような安全教育の重要性を再認識することになると考える。安全教育の内容は、KYT(危険予知トレーニング)テスト→座学教育→危険体感実習→KYTテスト、アンケート調査、統計解析という流れである。安全教育前後でKYTテストの正解率の差異を二変量の関係で有意差の有無を検証する。また、個人の資質や性格等に関するアンケート結果がテスト結果に及ぼす影響を検証する。さらに、安全教育後の感想をテキストマイニングで可視化する。