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Day 1からのワークフローについて教える:クラスルームでのJMPプロジェクトの利用_Ruth Hummel(2020-JA-30MP-23)

レベル:初級

統計教育者は、一つの講義のなかで複数のトピックを統合する手段として、プロジェクトやケーススタディの価値を長年認めてきました。初学者に統計的推論を教えるときであれ、分析手法について社内トレーニングを行うときであれ、予測可能なワークフローに従う大きなプロセスのなかで解析が行われることを知るのは、学習者にとって意義深いことです。本発表では、JMPプロジェクトのデモを通じて、Airbnbの一覧表データの解析の各段階をサポートする方法について紹介します。JMPプロジェクトの環境内でジャーナル、グラフビルダー、クエリービルダー、その他さまざまなツールを用いて、学習者はプロセスを記録する方法を学びます。プロセスは以下のようなものになります:

1. 質問をする
2. 必要なデータと解析計画を明確にする
3. データを収集する
4. データを整える
5. 解析を実行する
6. ストーリーを語る
信頼できるワークフローを教えることによって、学習者が統計的な思考の論理に従い始めたり、良い思考の習慣を育んだりするのを手助けすることができます。ワークフローについての説明がない場合、統計学の講義は関連性や動機づけを欠いた手法の連続であるように見えるでしょう。学習者がプロジェクトのワークフローという視点を取り入れると、各部分がエキサイティングな形で一体となります。

 

Ruth HummelはJMPのアカデミックアンバサダーで、教育や研究にJMPを利用する教員や講師の技術的なニーズをサポートしています。Hummel博士は「Business Statistics and Analytics in Practice(第9版)」の著者で、官公庁やアカデミア向けに統計やアナリティクスの教育及びコンサルティングを行ってきた経歴を持ちます。

 

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