JMP特有の計画である「カスタム計画」について学ぶことができるオンデマンドセミナーです。実験計画法の初心者を対象としています。
- 動画は3つのチャプター(Chapter1、Chapter2、Chapter 3)で構成され、各チャプターはいくつかのセクション(Section)に分かれております。
- Chapter 1は、2023年10月に実施した「ビギナー向け 実験計画法の概要とJMPを使った実施例(全3回)*」の第2回"JMPに搭載されている「カスタム計画」の概要と利用例(10/12実施)" の録画を再編集したオンデマンドバージョンです。(実際に実施したセミナーに対し、一部内容を割愛しています。)
- Chapter 2はカスタム計画と関係する「拡張計画」について、Chapter 3ではカスタム計画を使った「配合計画」を扱います。これら2つのチャプターはオンデマンド用に作成したものです。
*本ページでセミナーの配布資料(PDF)をダウンロードできます。
※本オンデマンドセミナーは、動画作成時点(2023年10月)の最新バージョンである「JMP 17.2」を用いています。
Chapter 1: 「カスタム計画」の概要と利用例
JMPでは「カスタム計画」という実験計画法初心者の方にもお勧めの計画作成方法があります。本セミナーではこの計画の概要と、実験計画法を実施する一連の手順をご紹介します。スクリーニング計画、最適計画の例を通し、分析レポートから結果を解釈していきます。
Section1: 「カスタム計画とは」(8分16秒)
Section2: 「カスタム計画」による実験計画の作成(9分25秒)
Section3: 分析レポートの表示と解釈(17分32秒)
Section4: 最適化計画の例(7分33秒)
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Chapter 2: 「拡張計画」の概要と利用例
「拡張計画」を使うと、既存の実験計画に実験を追加することができ、次のような用途で利用することができます。
- すでに実施した実験では実験数が少なく、因子の効果が検出できないため、追加実験を行う
- すでに実施したスクリーニング実験を拡張し、応答曲面モデルを作成する
- 実験計画法に基づかず実施した実験を拡張して、因子の効果を検出する
Section1: 「拡張計画」の概要(6分15秒)
Section2: 「拡張計画」の利用例(14分4秒)
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Chapter 3: 「配合計画」の概要と利用例
「配合計画」は配合物の成分を因子とする計画です。因子は配合物の比率を扱うため、次のような制約があります。
- 因子の取りうる範囲は0~1となる(0%~100%)
- すべての因子の比率の合計は1(100%)となる
JMPでは「カスタム計画」で配合計画を実施することができ、さらに連続因子やカテゴリカル因子、配合因子を混在させて実験計画を作成することができます。
Section1: 「配合計画」の概要(3分51秒)
Section2: 例1: 3つの配合因子を用いた最適化(12分3秒)
Section3: 例2: 配合因子、連続因子、カテゴリカル因子が混在したときのスクリーニング(8分8秒)