JMP 5.x では、除外した行は、管理図の計算では無視されます。
JMP 6.0 では、除外した行も、IR管理図の移動範囲の計算に用いられます。これは、SASで除外された点の処理方法と同様の処理を行っています。
JMP 6.0.2以上では、除外した列の扱いに関する環境設定が追加されています。
メニューより、[ファイル]>[環境設定]で環境設定ウィンドウを表示させ、[プラットフォーム]パネルの管理図に関する環境設定で、[MRで除外された点を使用]
([Use Excluded Points on MR])があります。デフォルトではオフになっており、除外された点は無視されます。(JMP 5.x の処理と同様です。)オンにすると、除外された点も移動範囲管理図に含まれます。