レベル：中級
【発表者】
Bill Worley, JMP Senior Global Enablement Engineer, SAS Institute Inc.
【発表概要】
近年、スペクトルデータを用いて予測モデルを作成する際に、PLS回帰（Partial Least Squares regression）が使われてきました。この発表では、関数データエクスプローラ（FDE）と実験計画（DOE）の共変量の機能を使う新しいアプローチを用いて、より少ないスペクトルデータでよい予測モデルを作成する例を紹介します。この新しい方法では、従来、予測モデルを作成する際に使っていたデータの1/4から1/3を使用します。また、スペクトルデータの分析方法として、JMP 15の新しいプラットフォームであるモデルに基づく多変量管理図（MDMCC）についても紹介します。
【発表者プロフィール】
Bill Worleyは、JMPのチームに加わる前に、Procter＆Gambleに14年所属し、最後の5年間は、モデリング／シミュレーショングループのテクノロジーリーダーとして、JMPの使用を教育、サポートする立場にありました。Worleyは、化学者であり、シンシナティ大学で化学の修士号を取得しています