JMP JapanのTwitterで好評の「お役立ちTips」をまとめました。
かゆい所に手が届く小技が盛りだくさんです。
1. ヘルプツールの利用
「ヘルプツール」(「?」のアイコン)でレポート部分をクリック。即座に該当部分のヘルプを表示させることができます。
2. グラフからの対話的なデータの抽出
一変量の分布で表示しているヒストグラフの棒をクリックすることで、簡単に対象データを抽出できます。
3. 複数のカテゴリのまとめあげ
対話的に複数のカテゴリを1つにまとめることができます。
4. 複数のテーブルの仮想的結合
複数のテーブルを仮想的に結合し、メモリや処理時間を節約できます。
※動画では、2つのテーブルを「 被験 者 ID」をキーにして仮想結合し、双方のテーブルの変数(性別と有害事象名)を使ってグラフを描いています。
5. [統計の索引]メニューの活用法
[統計の索引]メニューから、統計手法名で、JMPのヘルプ、分析例を検索できます。
さらに、[やり直し] > [分析の再起動] により、どのように変数を指定したかを確認できます。
6. JMP 16の新機能「カテゴリ化の計算式の作成」の便利な使い方
連続値を、ある いき値 で2つに分ける方法です。
JMP 16の新機能「カテゴリ化の計算式の作成」を使うと、対話的に2つのカテゴリに 分ける 新しい変数を作成することができます。
7. 同じ値の行を簡単に全部選択する方法
JMPのデータテーブルで特定のセルを選択し、右クリックメニューから[一致するセルの選択]を選択すると、同じ値をもつ行がすべて選択されます。
この機能により、欠測値のセルを選択し、それらの行を削除するといったことが簡単に行えます。
8. データの欠測値パターンの把握
[欠測値のスナップショット] は、データの欠測値パターンを把握するのに役立ちます。
黒いセルが欠測値を示し、この動画のデータでは、データの後の方に多くの欠測値があることがわかります。
9. いくつかのグラフの軸の設定を統一する方法
複数のグラフに対して軸の設定を統一できます。
- グラフの軸を右クリックし、 [軸の設定をコピー]を選択。
- Ctrlキーを押しながら別のグラフの軸を右クリックし、[軸の設定を貼り付け]を選択。