JMP 8では、バブルプロットやプロファイルをFlash形式で保存できるようになりました。
さらにJMP 9では、[一変量の分布]プラットフォームで描いたヒストグラムもFlash形式で保存できるようになりました。
JMPで作成したFlashファイル(swf)を、Power Point 2007、2010に埋め込むには、次の方法で行います。
Step 1: パワーポイントのスライドに空のFlashオブジェクトを追加する
- Flashアプリケーションを追加したいスライドに移動します。
- PowerPointウインドウの上に表示される「開発」タブをクリックします。
- 「開発」タブが表示されていないときは、ウインドウ左上にあるOfficeボタンをクリックします。PowerPointのオプションボタンをクリックし、「[開発」タブをリボンに表示する」にチェックをいれて、「OK」ボタンをクリックします。
- 「開発」タブ中の、「コントロールの選択」ボタンをクリックします。
- ダイアログの中で、「Shockwave Flash Object」を選択します。
- 「OK」ボタンをクリックすると、マウスのカーソルが十字の形になります。
- クリック&ドラッグで、Flashファイルを表示させたいスライドに長方形を描きます。
Flash オブジェクトは、全体のSWFピクチャー領域を含むために十分に大きくしておく必要があります。
Step 2: SWFファイルをFlashオブジェクトの中に埋め込む
Flashオブジェクトはスライドに追加されましたが、この時点ではJMPで保存したSWFファイルは含まれていません。
このステップでは、SWFファイルを埋め込み、プロパティを割り当てます。
- Flashオブジェクトを右クリックし、「プロパティ」を選択します。プロパティダイアログが、下図のように表示されます。
- 「Movie」プロパティで、SWFファイルのフルパスを入力します。
たとえば、下図の例では、「C:¥Documents and Settings¥temp¥デスクトップ¥bubble.swf」と入力しています。
- 「EmbedMovie」プロパティを「True」にします。これで、SWFファイルがPowerPointにインポートされます。これより、SWFはPowerPointファイルの一部分になります。
- 「Playing」プロパティを「True」にします。

バブルプロットやプロファイルのFlashバージョンを表示する準備ができました。PowerPointでプレゼンテーションを実行すると表示されます。
FAQ #3312