JMPのサンプルデータ「Ingots.jmp」(「インゴット.jmp」)を用いて解説します。
- [モデルのあてはめ]において、下記を指定した名義ロジスティックを実行し、レポートのオプションから[ROC曲線]を選択します。
状態 |
: |
Y |
加熱時間、ソーキング時間 |
: |
モデル効果の構成 |
度数 |
: |
度数 |
- 「ROCテーブル」を参照し、アスタリスク(*)が表示されている行の確率が「0.9640」であることを確かめます。
ROCテーブル
- 次に、レポート左上にある赤い三角ボタン( ▼ )から[確率の計算式の保存] を選択します。
- データテーブルの最後にいくつかの列が追加されるので、確率[Ready](陽性を示す水準の確率)の列を参照します。
この中から、上記で示した確率「0.9640」(丸められているため0.96399…を探します)と一致する行を探し、その行の「加熱時間」、「ソーキング時間」の値がカットオフ値となります。この例の場合は、「加熱時間=27」、「ソーキング時間=1.0」となります。
確率の計算式
FAQ #3703