[チャート]プラットフォーム、[グラフビルダー]プラットフォームで作成できます。
以下の操作手順は、JMPのサンプルデータ「Analgesics.jmp」(「鎮痛剤.jmp」)で、「薬」を群に、「痛みの程度」の平均を棒グラフ、標準誤差をバーで表示するものです。
[チャート]で作成する方法 (※)
チャート
※ JMP 14以降では、[グラフ]→[旧機能]→[チャート]から作成できます。ただし、JMP 15からは内部的にグラフビルダーを用いてグラフが描画されます。
チャートの列の設定ウィンドウで、上の図のように列を選択します。
- 群に相当する変数を[カテゴリ、X、水準]に指定します。
- 平均、誤差を求めたい連続尺度の変数を選択後、[統計量]ボタンをクリックし、[平均]を選択します。
- 「誤差バーの追加」にチェックを入れます。誤差は、標準誤差、標準偏差、信頼区間などから選択できます。
※ 注意: JMP 7以下では[誤差バーの追加]チェックボックスがないため、チャートのレポート左上にある赤い三角ボタン(▼)から[誤差バーの追加]を選択します。
完成したグラフ
チャート:完成したグラフ
この棒グラフを折れ線グラフに変更するには、グラフの空白部分でマウスを右クリックし、[棒]→[変更]→[折れ線]を選択します。
[グラフビルダー]で作成する方法
グラフビルダー
- 群に相当する変数を 「X」のゾーンにドロップします。
- 平均、誤差を求めたい連続尺度の変数 「Y」のゾーンにドロップします。
- グラフ上を右クリックし、[点]→[変更]→[棒]を選択します。
- 再度グラフ上を右クリックし、[棒]→[誤差の区間]→[標準誤差]を選択します。
完成したグラフ
グラフビルダー:完成したグラフ
この棒グラフを折れ線グラフに変更するには、グラフの空白部分でマウスを右クリックし、[棒]→[変更]→[折れ線]を選択します。