JMPで官能評価データ(TI、TDS、TCATA法)をどこまで解析できるか?
官能評価手法には様々な手法があるが、時間経過を考慮した動的官能評価と呼ばれる手法は比較的新しく開発され、利用頻度も高くなってきている。代表的な手法として、単一の属性の強度変化を測定するTime-Intensity(TI)法、支配的な感覚属性の遷移を記録するTemporal Dominance of Sensations(TDS)法、複数属性の同時的な変化を記録していくTemporal Check-All-That-Apply(TCATA)法がある。従来は専用ソフトウェアで評価・解析を行うことが一般的だが、統計解析ソフト「JMP」を使用することで機器分析データや消費者嗜好調査など他のデータとの統合的な解析が可能になる。またJMPは直感的な操作で複雑な統計処理ができ、動的なグラフやチャートによる分かりやすい結果表示も実現できる。今回、RやPythonを使わずにJMPだけでどのように解析と可視化でできるか検討したのでご紹介したい。
Presenter
Schedule
Friday, Nov 7
1:15-1:45 PM
Location: ROOM C
1:15-1:45 PM
Location: ROOM C
Skill level
Beginner
- Beginner
- Intermediate
- Advanced