最小木法で見出される境界悪性乳腺乳管内上皮増殖性病変の細胞構築パターンについて
Discovery Summit Japan 2022で乳腺乳管内上皮増殖性病変の良性と悪性の間の細胞構築パターンに差異があり、これは最小木法で得られる細胞の核間距離分布のヒストグラムパターンで可視化できることを発表した。
今回はその続報として良悪性境界病変(異型乳管過形成)や通常型乳管過形成への低異型度非浸潤性乳管癌の進展巣でどのような核間距離分布が得られるか、最小木法のKruskalのアルゴリズムと等価なJMPのクラスター分析を用いて検討した。