Friday, Nov 7
2:50-3:20 PM
Location: ROOM A
製造プロセスで取得される工程データは、センサーや計測機器から得られる特性値や工程パラメータなどの時系列データであり、特性に影響を及ぼす要因を探索するには時間的推移の把握が重要である。本発表では、連続フロー製造プロセスにおいて秒単位で得られる環境条件、マシン内の物質、温度・圧力などの入力情報と特性値(出力)を対象に、JMPを用いた探索的分析の事例を紹介する。具体的には、グラフビルダーによる時間的トレンドの可視化、主成分分析による多変量データの次元縮約、パーティション(回帰木分析)による工程変化点の把握を行った。これらの分析を通じて、工程の状態をより深く理解し、時間的推移を踏まえた要因探索に有用となる可能性を示した。さらに、回帰などの予測モデル構築において時間的情報を組み込むことの重要性について述べる。
Presented At Discovery Summit Japan 2025
Presenter
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Skill level
Intermediate
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