小学生4年生の夏休みの自由研究としてナビ付DOEを使った実験を実施した。
子供が授業で使ったモーターカーをどのように改造すれば速くすることができるのかということに興味を持っていたため実験をすることになった。実験において工夫した点は、再現性のある実験結果にするために実験計画において結果がばらつく要因を検討、考慮したことである。教育課程では「事象の確認、体験」を主目的としているため、再現性のある実験に対する教育がされにくいと感じており自由研究を通して子供にそれを学んでもらいたいという狙いがあった。
難しい計算や数式は子供には理解できないがナビ付DOEに従って実験計画から分析し、再現実験まで実施した。難しい判断が必要な部分は私が補助したがナビ付DOEの強力なサポートがあればある程度は実験が進められることを実感した。
実施後に子供が「実験の計画や準備は大変だったが測定や考察は楽しかった。次は、測定のばらつきを考慮して再実験したい」という感想を持っていた。実験に対する本質的な部分はどのレベルにおいても同じであることを実感した。
Presented At Discovery Summit Japan 2025
Presenter
Schedule
Friday, Nov 7
12:30 AM-1:15 PM
Location: Ped 6
12:30 AM-1:15 PM
Location: Ped 6
Skill level
Beginner
- Beginner
- Intermediate
- Advanced