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Tokyo November 8

高橋 武則

統計数理研究所客員教授(元慶應義塾大学教授)

長年に亘りQM(Quality Management:質経営)、QMにおける統計学の活用および設計論の研究を行ってきた。21世紀に入ってからは、新しい設計パラダイムである超設計(Hyper Design)を提案するとともに、そのためのHOPE理論の開発を行っている。そして、それを強力に支援するソフトであるHOPE-Add-inをSAS社との共同開発で10年以上に亘り進めてきた。超設計はパラダイムであり、それを可能にするものがHOPE理論であり、そして実際に設計を行う際の強力な支援ツールがHOPE-Add-in for JMPである。これら三者が一体となって新しいタイプの設計アプローチを可能にしている。著者は上記の研究と同時に、東京理科大学と慶應義塾大学において助教授・教授としてQMやQMにおける統計学の活用および設計論の講義とともに模擬体験教育を30年以上実施してきた。その間、Yale Universityはじめ筑波大学、青山学院大学ほか多数の大学・大学院でも非常勤講師として講義とともに模擬体験教育を実施してきた。同じ時期に、多数の企業やJICA(日本国際協力事業団)・UNIDO(国連工業開発機構)の依頼により模擬体験教育を実践的に実施してきた。以上の経緯の中で開発した教育理論と多数回実施した教育の成果を学会発表、論文、著書で公表している。