Laura Castro-Schilo, JMP Research Statistician Developer, SAS Institute Inc.
JMP Proでは多くのモデリング手法が提供されていますが、バージョン15では構造方程式モデル(SEM)を扱うプラットフォームが追加されました。構造方程式モデルでは、確認的因子分析、パス分析、測定誤差モデル、潜在成長曲線モデルなどの豊富なモデルを扱えます。本発表では、「SEMとは何か?」について、SEMの概要を紹介します。また、分析者や研究者にもたらされる、SEM固有の特長を解説します。さらに、JMP Pro 15において、SEMの各機能が、どのように実装されているかを説明します。そして、マーケット・リサーチ、カスタマー・リサーチ、エンジニアリング、健康科学などでの応用を紹介します。本発表では、誰もが関係しうる実際的な例を用いながら、変数間の関係を探索し、競合する理論を検証するのに、構造方程式プラットフォームをどのように使うかを示します。