「指数化されたデータ」を用いて折れ線グラフを描く ~日本の果物消費に関する興味深い考察~
皆様は毎日果物を食べていますか? 以前から果物離れが言われており、令和元年(2019年)の調査では1人1日あたりの果物摂取量は約100gであり、目標とされる200gの半分程度しかないようです。 では、果物別の消費量の推移を調べてみるとどうなるでしょうか。 下図は、2010年から2022年にかけて、りんご、みかん、梨など各果物の購入数量(1年に何g購入したか)折れ線グラフで表したものです。 ※果物の消費金額のデータもあるのですが、その年の物価に依存するため、購入数量を用いています。 データの出典:総務省統計局 家計調査 果物によって重さが異なりますので、このグラフだと果物間の比較が難しいです。重さが相対的に小さい果物(いちごやぶどうなど)はY軸の下部に表示され、購入数量が増加傾向なのか、減少傾向なのかがいまいち分からないですね。 指数化したデータを用いた折れ線グラフ...