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Using JMP Pro 12 to Investigate Designs Arising from the DOE Custom Design Platform

日本語タイトル:JMP Pro 12を使ってDOEカスタムデザイン・プラットフォームにより生じた設計を調査する

セントラルフロリダ大学  統計学・教授 Mark Johnson(マーク・ジョンソン)
東京理科大学理工学部経営工学科  安井 清一

 

JMP Pro12のDOE内カスタム計画プラットフォームは、27個の相異なる実験回数16の2水準一部実施要因計画を生成することができる。このプレゼンテーションでは、JMP を使用して様々な計画の特性を調査し、分析を容易にするいくつかのJSL スクリプトを提供する。そのうちの1つの性質は、与えられた計画において,すべての主効果及び2因子交互作用からなるベクトル(すなわち、ベクトルI、A、B、...、F、AB、AC、...、EF)が張る空間に関するものである。幾分意外だが、「ゴールドスタンダード」レゾリューション IV 計画 (生成子E=ABC, F=BCD) は、最大16次元のうち,14次元の空間を張るだけだ。この欠陥は、ゴールドスタンダード計画が、いくつかの応答ベクトルをモデル化することが不可能なことを意味する(具体的には、この場合、ベクトル ABD と ACD が張る空間内にある) 。対照的に、生成子 E = AB と F = CDに基づいた 「劣った」レゾリューション III 計画は、可能な応答ベクトルの16次元空間を張ることができ、特定の状況では、ゴールドスタンダードよりも優れている。27個の可能なカスタム計画の内の一部の非レギュラー計画も、他の計画 (E(s2) およびトレース(AA’))のプロパティで、完全な次元の可能性を満足させる。このことは、ルー・ジョンソンおよびアンダーソン・クックによって指摘されている通りだ (Quality Engineering、2014年) 。例えば、生成子E =ABC および F=1/2[CD+ACD+BCD-ABCD] は、16次元空間を張る。カスタム計画から生成される非レギュラー計画を調べると、主効果の列から要因配置射影計画をすべてを識別することが重要となる。JSL スクリプトは、この努力を容易にするために提示される。スパニング プロパティ欠陥は、実験回数が32回のレゾリューションV 計画においても発生することが示されるであろう。